島旅へ

  • 2010.10.20 Wednesday
  • 03:25
ゼミ旅行で瀬戸内国際芸術祭

一番グッときたのは、女木小学校の綺麗に湾曲した黒板。職人技に感動!写真中程。
キウイの木や、何気ない風景に、ミラミラと全身活気付いて黙りこくりました。
豊島で心臓音もアーカイブしたよ。toastieで。
http://setouchi-artfest.jp/artwork/33_christian_boltanski/


あっというま。ありがとうございました。!!!

「劇団サブリミカル」

  • 2010.09.27 Monday
  • 16:31
今年度のムサビ空出3年の津村・トースティーゼミ、生徒は個性炸裂の女性5名。その面子を見て「教えることはない、今年は劇団にする」と劇団名を津村さんが考えた。劇団サブリミカル。サブカルとサブリミナルを合体させた造語。テーマはいきなり「生と死」。
皆それぞれのイメージがあるが、今日はサブリミナルとは何か、洗脳とサブリミナル効果の違いについての話。(洗脳は意識的に何に洗脳されているかがわかっている場合が多いが、サブリミナルはそれすら明らかではない潜在意識に働きかけるもの)。そこから「いかに強制的に生と死について考えることを常に意識することを無意識下にサブリミナル効果するシステムを作るか、作れないのか。」
このような小難しい問題を掲げて迷路を解くように作品制作する前半。津村教授不在で今日はここまで。
というかそもそも既にサブリミナル?又はもともと洗脳されているからこそ生き物としての欲求や営みがあるのだからして、それこそがまさしく生と死への意識だからそれはサブリミナルでも洗脳でもなく、共通意識、本能、ああ堂々巡りだ。

空出(空間演出デザイン学科)はインテリアやファッションデザインを学ぶ学科であるが、津村ゼミを選んでくる生徒さんたちは、身体表現そのものにも物凄く興味を持っている、いわゆるパフォーマンス、という括りだが,コンセプトはもとより、いつもと違う方法を使った伝達、コミュニケーションをデザインしていくゼミになればと私は思っている。もちろん、演出も美術も衣装も音もみんなやります。かなりやること多いです。1年のときに授業を担当した時から極めて気になっていた生徒も3年生になり、たったの2年で心身すごく成長している。学内外での発表を予定してますので発表の機会には是非観に来てください。

このずっと前の授業初日はなぜか、大学の校庭で各自持ち寄ったもの火をおこして燃やして消してみる、という作業。実際都会に住んでいて自分で木を集めて火をおこすなどなかなか機会がない。原点に帰ってみようという試み。校庭で各自持ち込んだ燃やしたいものをもやして、その炎のオーラと会話し、燃え残ったなにか(実物でも印象でも体験そのものでも)そこから着想を得て作品にしていきます。最初から最後までパフォーマンス、美大の校庭の貸し切り、贅沢。


次の回、その燃えたものを教室に好きなように並べてみた。

密閉していた燃え残りを開封したら度きつい悪臭が放たれ全員教室を飛び出してしばらく戻れなかった。匂いも生き物。

その次の回。津村さんが教室で授業をしたくないからどこか好きなところを決めて、と相談したところ、猫カフェで授業しようということに。一人強度の猫アレルギーの子がいて、克服にチャレンジするのも兼ねて。(私も実は猫アレルギー)猫から何を学んだか。
営業時間の関係で、前半は井の頭公演で授業。質問に対して体の動きで答える。(ゼスチャーではない)

(続く)

今日の津村・トースティーゼミ、設営展示パフォーマンス/講評の日

  • 2009.12.17 Thursday
  • 23:55
武蔵野美術大学/空間演出デザイン学科は、ファッション、インテリア、照明、舞台演出などを広く学ぶ学科です。3年生の後期は9月から、全体で8つのグループに分かれてゼミナールの授業をします。
私はその中でファッションデザイン/津村ゼミを選択した生徒さん達のクラスの授業課題をヘルプする立場で、昨年から非常勤講師として大学に行っています。私自身デザインからかけ離れた人間ですが、ファッション業界も常に変化していくし今までのデザインの思考に偏らないようとの狙いか、思いつきでサバイバルしている私を破壊兵器として(津村談)実験的に投入しているということです。私がムサビでウロウロしているのを疑問に思われたら、よろしくおねがいします。

さて、今日はこの約3ヶ月半のゼミの集大成を発表する日。先生によって課題もアプローチも違うため、同じ学科とはいえ出来上がるものは気分もカラーも伸縮もかなり違います。しかもファインアートのように我は行く的な発想だけではデザインとして評価されないので、私としては見ていてそこが面白い所です。



津村ゼミ13名の発表は最後でした。設置設営そのものがパフォーマンスとしても制作したものとしても作品です。各自異なるきっかけや要素から出来上がった作品が、パフォーマンスとして難なく融合されたのは自然現象をパートナーにするという課題の所以でしょう。このように人は自然と結合、もしくは自然を意識する行為をすることによって、それぞれの表現が孤立せずに関連性を絶たずに存続していくことが可能になるのでしょう。それさえ理解していれば間違ってもハプニングがおきても、そのときの気分でも、表現はそれで自由でいいとおもいます。以上私の勝手な感想ですが、皆さんの制作過程〜発表からそんなメッセージを再確認しました。ありがとう。
手先が器用な生徒さんが多く、思いつきで話した事に対してすぐにキレイにかたちに制作してきてくれる方や面白い動きをしてくれる方や、最後まで吃驚すること多々あり楽しかったです。作品には人間性が滲み出ますね。
最終的には見事なパフォーマンスになっていました。面白かったですよ。結構長かったけれど全然見飽きなかった。「いつ始まっていつ終わったかわからなかったよ〜」と言われた事も。狙いでしたよね。最初は戸惑っていた生徒さんも最終的に満足な発表になったでしょうか?
とりいそぎ。
いい写真たくさんあるよ。あとで。


夜はみんなで打ち上げでした。津村先生もゴキゲン。
みんなと一緒にパリからの留学生ポーリーンを新年初詣に連れて行く約束。
おやすみなさい。

今日の津村・トースティーゼミ、設営展示パフォーマンス開始

  • 2009.12.14 Monday
  • 18:35

もう展示開始です。といってもこのゼミは作品を置いておく訳でなく、それぞれの作品を設置というか動かしながら変化している、または変化していくというのが趣旨です。今日は動きの最終確認をしながら、発表のシュミレーション。水や泥も使うのです。今日はシュミレーション。


午後はセノグラフィー2年生の授業の来週発表の公開リハーサルの様子を観に行った、去年授業をもった生徒さん方が二年生になり、(見ない間に変わるので驚く)それぞれの個性が際立ってきてたり主体性を持ってとりくんでる姿に感服、大学生っていい時間、卒業してからあれこれもやればよかったーなんて私みたいにならなそうかな。各グループまったく違うアプローチで面白かったです。発表がんばってね


今日の津村・トースティーゼミ

  • 2009.12.10 Thursday
  • 18:39
展示スタート前の最後のチェック。
未来的な雰囲気とファブリック(布素材)、ウッドは人間の皮膚に近い。
(津村先生談略筆)

自然現象をパートナーにして身体に関わる何かを作り上げるという難題に取り組んできました、授業中の発表段階では分かりにくかったものも形にしてみるとなかなかいいですよ。
あとは設置自体がパフォーマンスになるので、他者との関わりでどのような即興性が生まれるか、楽しみながら発表する余裕があるといいな…
水、風、反射、熱、時間の経過、乾燥、重力。。。メークやヘアスタイルも大事、いったいどのようなパフォーマンスになるのかとっても楽しみ。

今日の津村・トースティーゼミ

  • 2009.12.03 Thursday
  • 16:43

さいきん登校(出勤)の日はいつもいつも雨…寒くなって西武線の暖かさが身に染みるよ、かけ込み乗車で二人はさまって一人だけ乗れた、玉川上水まだまだ沢山落ちてるしっとり落ち葉絨毯の上を歩くも楽しい道なりー午前10時前、空デ研究室で授業時間まで歓談する津村先生とパトリック先生。


発表が近くなり段々作品が具体的に。今年は発表方法が設営型演劇的なパフォーマンス、一人一人別個に作るものが他の生徒の作品と融合していくという実験的でやってみないと全然わからない結構めちゃめちゃな発表法の予定。
パーツパーツであれとこれがこのタイミングで絡まるとヤバい感じだな(いいなー)とか見えてきて楽しい、それぞれが好き勝手なことして意外なところでつながって強くつなげて面白くなっちゃえば、まさに今求められている有機的で豊かな世相のひな形になるようだといいな、
っていうか私はこの発表本当に楽しみなんだよ

今日の津村・トースティーゼミ

  • 2009.11.30 Monday
  • 19:43



今日の津村・トースティーゼミ

  • 2009.11.26 Thursday
  • 16:35
今日は朝から雲一つない快晴、落ち葉がヒラヒラキラキラ
何となく空気も澄んでこんな暖かい冬ならずっと冬でもいいよ


とりあえず今週月曜の授業は祝日でお休みでしたのでー
火曜夜に課外授業で酉の市でした
不景気のせいか例年よりはるかに多くの人でごった返していた模様。商売繁盛のお祭り?儀式?に留学生ポーリーンちゃんも大興奮だった様子。朝10時の教室で会うときと顔が違ってました、違うシチュエーションにいつもの顔っていい
http://www.phofa.net/blog/tsumura/2009/11/26/酉の市/


商売繁盛?!かな?!商売って嫌いな言葉でもないけど最近の日本に若干フィットしにくいワードになってきた気がする、人の顔が見えるほうがいい

「講義集会」遠山さん

  • 2009.11.13 Friday
  • 18:26
ムサビ津村先生の授業「講義集会」の第三回目。
ゲストはsoup stock Tokyoやネクタイのブランドなどを手がけている株式会社スマイルズの遠山正道さん。
http://www.smiles.co.jp/
http://www.pass-the-baton.com/
いっつも笑顔!の遠山さん、アーティスティックなアンテナとビジネスマンとしてのバランスが絶妙です、某大企業から独立し継続発展させていったご自身の経験やノウハウについて、映像や写真等紹介しながら話す事1時間半、みんな聞き入ってました。最後に記念写真〜!終了後話したくて遠山さんに群がる学生達。。。


授業後遠山さんの一声で津村さん私の三人で空気の澄んだムサビ校舎から光る表参道へ直行。たまたまその日色々なパーティーが重なって催されていた様子、まずは実は入った事なかった某有名ブランドの、何のパーティーかよくわからなかったのですが…おいしいシャンパンなどいただきましたー写真の背中美人はミスユニバース日本代表の方とか。。。
久しぶりに会う友人多数、嬉しいですー。

続いてNIKE HARAJUKUのオープニング。靴と人がいーっぱい!


そしておなかがすいてカフェに入り…ボトルを…
そのあとのことはよく覚えていません!

今日の津村・トースティーゼミ

  • 2009.11.09 Monday
  • 18:24

皆さん芸祭お疲れさまでした、私は東京不在で一日も行けなかったのです、見たい色々があったのに残念(泣)また来年を楽しみに。

今日は中間報告、ほぼ何か完成の予定。なかなか形にならないが考えているのが伝わる。
発表そのものを流動的にという計画、ハプニングから創り出される造形、その瞬間の出会いの連続、内側から溢れる、風を起こす、光を反射させる、立体、最小限、文字を抽象化、表現を普遍的な言語に。

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